富山県神道青年会とは

富山県神道青年会は40歳までの青年神職で構成され、多種多様な研修を通じて会員相互の研鑚し、親睦を深めると共に、培った知識・経験を生かして教化広報活動を実施しています。

また神社本庁・富山県神社庁・神道政治連盟・神道青年全国協議会に積極的に協力し、友好団体とも力を合せ、多岐にわたる活動を行っている団体です。

当会は、終戦後間もない昭和22年2月23日、下新川郡魚津町(現 魚津市)の神明宮社務所 にて産声を上げて以来、途中やむなく活動の中断を経て昭和42年7月再建、平成29年には全国に先駆けて創建70周年(再建50周年)を迎えました。

令和の御代となった現在も、県内の若手神職と共に、自己の研鑽に励み、神社と人々を結びつける様々な事業を行っています。

富山神青創建70周年

全国に先駆けて行われた創建70周年(再建50周年)式典

可加美に込められる想いと由来について

当会では創建以来、年1回『可加美』という会報を発行しています。

「可加美」創刊号

最新48号(令和2年7月発行)

会報『可加美』創刊号に見える先輩のお言葉には、可加美とは、「美るはしきを加う可し」に鏡の意を持たせております。鏡は岩戸隠より神を出現せしめた第一の功労者であり、(中略)我々はその鏡たり得る如く、鏡を祀り、鏡の精神を説くのですから
(昭和23年11月7日発行『可加美』創刊号宮木康政氏記事 参照)
という趣旨が記されています。

また、昭和46年の復刊号には、
可加美は『かみ』(神)、そして『かがみ』(鏡)であり、神明奉仕に際しての「清明正直」の心とも言へやう。(中略)「可加美」はわれわれの情熱の声を広く反映するための大きな鏡とせねばならぬ「可加美」は鑑であり、いましめのシンボルである。そして神職たる者、みずから正しい歴史と伝統を世に伝えなければならぬ。(中略)悠久の歴史を語り、やまとごころを養ふべく、日々の研鑽を続ける事により始まるであらう。県内の若手神職よ、情熱を持たう。集まらう。自己研鑽をし、意見を発表するのだ。我々青年のエネルギーこそ、国を興す「可加美」となるのだ(昭和46年10月15日発行『可加美』復刊号 田代昭夫会長(当時) 挨拶文引用)
とも記されております。

復刊に際し、題字を吉川正文先生より頂戴し、現在でも活用しております。我々青年神職もこの想いを繋ぐべく、創建以来、年1回『可加美』会報を発行しており、当会のホームページはこれに倣い「ホームページ可加美」と致しました。

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